自然で豊かなこの小さな島国の大部分を占める緑濃いジャングルには野生の象や水牛、大きなトカゲ類、孔雀など様々な動物が生息しています。
椰子の木々が連なる南国情緒溢れる光景もあれば、小さな漁村が並ぶ素朴な風景もあります。
島の中央部の高原地帯には1000メートルを越える山々が連なり、斜面という斜面一面に紅茶畑が広がっています。
大昔お釈迦様が三回もおみ足を運んでいた事もあり、インドから初めて仏教が伝わった国として、ふんだんに装飾を施した仏教遺跡が、各地に良好な状態で残されています。
北海道より小さなこの熱帯の国には、実に変化に富んだ魅力があり多様な顔を持っています。そして8つの世界遺産も誇っています。
何故、スリランカは大昔タプロバーナーと呼ばれたの?
マハーワンサと言う伝説によれば、
紀元前543年の頃、インドからウィジャヤと言う王様がスリランカに到着してスリランカを文明し始めました。
この、ウィジャヤ王は到着した際に砂浜に手を着いたら、手のひらに銅色の砂がついていたことから、タンバパンニー(tanba-銅色panni-手のひら)と呼ばれたとされ、古代ギリシャでスリランカを意味するタプロバーナーの語源になりました。
仏歯をおさめられている仏歯寺
昔、仏歯はインドにありましたが、4世紀の頃インドに戦争が起こしてしまいまして、仏歯を守るためにスリランカに持って来ました。
仏歯を守るのは王権の責任でありました。とにかく仏歯の所特又は保護は王国の権威を象徴する様になったのです。その後、王都の遷移とともに移動し、仏歯寺はそのたびに王のお城の近くに建てられるようにしてきました。
現在、仏歯をシンハラ王朝最後の王国の王都、キャンディの仏歯寺に安置されています。
そして毎年8月に仏歯を拝む目標で「キャンディ・ペラヘラ祭り」を行います。
紅茶の名産地として有名なスリランカ
紅茶目当てにスリランカを訪れる人は少なくありません。しかし、一口にセイロンティーと言っても、様々ない種類と特徴があります。
日本で取られたら日本茶、中国で取られたら中国茶と言われる様に、スリランカで取られた茶を「セイロンティー」と言います。
スリランカは紅茶の生産は始まったのはイギリス領の時でした。
紅茶王と呼ばれている「トーマス・リプトン」はセイロン(スリランカ)から紅茶を世界に広めました。
独立してしばらくして国名はスリランカに変更していますが、スリランカ産の紅茶は現在もセイロンティーと呼ばれています。
そして、日本は最も紅茶を輸入している国も
スリランカです。
次回飲む時必ずご確認ください。
それで、スリランカの本の紅茶味を味わえます。
今度も最後までお読み頂きありがとうございます❗️
次回はもっと面白い話題でお会いしましょう。
皆様もお身体に気をつけて日々頑張ってください。
午後の紅茶、知らなかったです。今度飲むときに見てみますね!
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